温泉

下賀茂温泉

トンビが青野川に降りて傷を癒していたのが下賀茂温泉発見のきっかけ。
青野川はいたるところから湯が湧いており、
記録によると1560年(室町時代)から温泉として使われ、湯治場として発展。
当初は、石で囲って「河原の湯」として利用しておりました。
文豪幸田露伴も昔ながらの「河原の湯」をこよなく愛し、晩年は頻繁に当地を訪れました。
『風さむく 松にはふけど 湯のやまの かひには梅の はやさきにけり』 (幸田露伴)

湧き出る源泉「美肌の湯」

「石廊館」の源泉は、太陽光の明るさによっては、湯舟で「黄金色」に見える美肌の湯です。

温泉大浴場

露天風呂付大浴場

高温の塩化物泉、加温加水をしない天然の下賀茂温泉100%を源泉かけ流し。
新鮮な生まれたての温泉をゆっくりお楽しみいただけます。

温泉大浴場は男女とも、内風呂から露天風呂に続いております。

露天風呂付大浴場

チェックインから翌朝9:30まで一晩中ご入浴可能です※
(※19:15から19:45まで清掃時間をいただき、それ以降は男女のお風呂を入れ替えます。)

私の仕事は旅行業なので、日頃から全国の温泉に数多く入って来ましたが、個人的に一番好きな泉質は、ナトリウム塩化物泉!
身体を芯から温めてくれて、ぐっすり眠れる。
そして、お風呂上がりに一気に汗をかいた後、お肌がサッパリして、疲労回復に効果大!なのが大好きな理由です。
伊豆半島には多くの同じような塩化物泉が湧出していますが、中でも、下賀茂温泉は高温で温泉成分が濃い弱アルカリ性の「美肌の湯」として有名です。
下賀茂温泉は、ほぼ無色透明の温泉ですが、今回湧出した「石廊館」の源泉は、太陽光の明るさによっては、湯舟で「黄金色」に見えます。
また、豊富な湯量と温泉の成分が濃い為、数時間経つと浴槽の底には温泉成分の沈殿物が見られます。
熱めの内湯に入浴して暫くすると、指先の血管を拡げるようなビリビリとした感覚があります。
そして、湯舟から出た時のお肌は、ワックスを掛けてたかのように、一瞬でスーッと水分を弾きます。
これを見た時、何だか嬉しくなりました!
湯上がりには多少の汗も出ますが、ベタベタせず、お肌は保湿されてしっとり、艶やかに仕上がります。
是非、みなさんも御宿自慢の温泉に入って頂き、その効果をお試し下さい。

温泉ソムリエ 堤 千登世

日帰り温泉
日帰り温泉のご入浴受付時間は15:00~19:15です。(受付は18:30まで) 混雑時は入浴を制限させて頂く事がございます。 お気軽にお立ち寄りくださいませ。
泉質
ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)
適応症
神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、打ち身、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進、切り傷、火傷、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病 (「石廊館自家源泉の分析」掲示表より抜粋)
特徴
美肌の湯