酒蔵見学[2] 純米吟醸玉乃光


シリーズ2回目です。石廊館のドリンクメニューラインナップの中でも好評、京都伏見の純米吟醸酒、玉乃光酒造さんの酒蔵を特別に見学させていただく機会に恵まれました。

かつての戦中戦後の米不足から、日本酒はいつしか「アルコール添加酒」が主流となり、「悪酔い」するといった悪印象ができつつありました。

そんななか、玉乃光は業界に先駆け純米酒を復活させました。京都伏見(=伏し水)の名水の恵みを受け、今も純米酒を作り続ける意欲的な蔵元です。

大小様々な蔵元が密集するこの地区には運河が整備されていました。まるで城のお堀のように直角に区画され、水面に降りる階段も。かつては船で原料米を運び入れ、製品を運び出していたのでしょう。

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自前で精米機の設備を持っている蔵元はなかなか無いのだそうです。米の芯の貴重な部分を無駄なく取り出したい。できれば扁平な楕円に削りたい。そのためにこの機械の回転数や、米を投入する量を微調整。かなりスロウに運転し、なんと米を磨くだけで3日もかけるのだそうです。

昔ながらの手作り製法を維持したい。規模拡大に伴い、当然機械を導入するのですが、やっていることはいわば「大規模な手作り」。継承されてきた昔ながらの経験と技術を駆使し、手間暇かけて工程が進んでいきます。

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築100年超の蔵。なるべく昔ながらの酒造を維持できるように改造を重ね、設備を増強してきた様子が伺えます。

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お邪魔した5月は、ようやく酒造りが終わったシーズン。来年に備えて道具を整備し、片付ける作業をしていました。

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いろいろ試飲させていただきました。香りが良いですね。ちゃっかりオカワリしてしまいました。

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海外のコンペティションでも受賞! トロフィーが飾られていました。

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伊豆と京都

都から離れた伊豆國は、平安時代の昔から、流刑地とされ、政争やいくさに敗れた人々(例えば源頼朝や日蓮など)がやってきました。京都を懐かしんでか、伊豆半島、とりわけ南伊豆には京都風の地名が数多く残っています。

「玉乃光」が飲めるのは、南伊豆では「石廊館」だけ。ぜひおためしください。

玉乃光酒造さん

http://www.tamanohikari.co.jp

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