酒蔵見学[1] 純米吟醸身上起


1月のお話なのですが、酒蔵見学に連れて行ってもらいました。

南伊豆町産の「愛國米」で純米吟醸酒「身上起(しんしょうおこし)」を作っていただいている、志太泉酒造さん(藤枝市)です。

南伊豆町には酒蔵は無いので、「愛國米」でお酒を作ってくれる酒蔵を探しました。酒造りに向いているとされる品種(例えば「山田錦」など)と違って、硬く、また当時収量も少なかった「愛國米」。いくら腕自慢を誇る酒蔵でも、当初は身構える動きもあったようです。しかし[歴史に埋もれた「愛國米」(=「身上起」)の復活]と、[米作りと地域振興]という関心もあり、志太泉酒造さんは引き受けてくれたのです。実は志太泉さんも地元で米を作り、酒にする取り組みをしています。

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昔ながらの製法で純米吟醸酒を地道に作り続けてきた酒蔵。社長いわく「米はどこからでも買ってこれるが、水は買ってこれない。」南アルプスから流れ出る瀬戸川のほとりに建てられた蔵は、川から滲み出た地下水を井戸で汲み上げています。米どころの印象があんまりないのに、なぜか静岡県産の酒は美味しいと言われるのはやっぱり水が良いのでしょうか。もちろん歴史ある東海道の宿場町。古くから鍛えられてきた酒造の技術も優秀なのだと思います。

コメを磨き、浸水させ、蒸す、という工程。この「浸水時間」が大変重要。コメによって、作る酒によって最適な浸水時間があるのです。杜氏がストップウォッチ持ってシビアに管理していました。身上起=愛國米は志太泉で扱うコメの中で最も硬いコメ。普通の感覚でつくると辛口になり過ぎるとのこと。浸水時間を長くとる等、美味しい酒のために、経験と知恵を動員し、手作りならではのきめ細かな調整をしながら工程が進められていきます。

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仕込まれた醪のタンクを見せてもらいました。発酵によってプクプクと泡が立ち上ってきます。お酒は生き物、自然の神秘を感じました。

 

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純米吟醸酒「身上起(しんしょうおこし)」は、もちろん石廊館でもお飲みいただけます。

ご夕食と供にお楽しみください。

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南伊豆みやげに「身上起」はいかがでしょう?酒匠蔵しばさきさんで販売中です。

石廊館駐車場を左に出て、最初の信号を直進してすぐ。丁寧に低温管理された、店主厳選のお酒と焼酎が眠る蔵。お酒好き必見。お酒を飲めない方も、珍しいラベルデザインを眺めるのは楽しいかもしれません。オススメの寄り道スポットです。

http://www.ee26.com

 

志太泉酒造さんサイト。

http://shidaizumi.com

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